久留米大学大学院 心理系院試対策|研究計画書・公認心理師/臨床心理士・久留米大学病院との実習連携を解説

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久留米大学大学院で公認心理師・臨床心理士を目指すには

心理学研究科臨床心理学専攻の院試・研究計画書・教員専門分野・久留米大学病院との接続まで解説

久留米大学大学院心理学研究科は、臨床心理学専攻
人間行動心理学専攻の2専攻を持つ大学院です。
このうち臨床心理学専攻では、科学者‐実践家モデルに準拠する教育によって、
公認心理師受験資格と臨床心理士受験資格の取得を目指すことができます。

特に久留米大学大学院の大きな特徴は、
久留米大学病院をはじめとする地域医療機関との接続です。
学外実習は、医療・教育・産業・福祉・司法の5分野で行われ、大学病院を含む地域の実績ある施設と多く連携しています。

また2027年入試より入試方法が一新され、より注目すべき大学院になります。

本ページでは、久留米大学大学院を志望する受験生に向けて、院試内容、研究計画書、教員の専門分野、久留米大学病院とのつながり、公認心理師・臨床心理士の合格率、Meg心理師国試予備校でできる対策までを1ページに整理します。

POINT 01

久留米大学大学院は、研究だけでなく実践を重視する心理系大学院です。

POINT 02

久留米大学病院を含む医療機関との接続が強く、医療心理に関心がある受験生と相性が良い大学院です。

POINT 03

院試では研究計画書・専門科目・口述試験を一体で準備する必要があります。

久留米大学大学院 心理学研究科の基本情報

大学院名 久留米大学大学院 心理学研究科
前期博士課程 臨床心理学専攻/人間行動心理学専攻
後期博士課程 心理学専攻
今回の主対象 前期博士課程 臨床心理学専攻
キャンパス 御井キャンパス
所在地 〒839-8502 福岡県久留米市御井町1635
目指せる資格 公認心理師受験資格、臨床心理士受験資格
公式情報 久留米大学大学院 心理学研究科

※年度によって募集人員・試験科目・教員体制・資格対応は変更される場合があります。出願前には必ず公式募集要項をご確認ください。

久留米大学病院など医療施設との接続が、久留米大学大学院の大きな強み

久留米大学大学院臨床心理学専攻の特色として最も注目したいのは、
医療機関との接続の強さです。
大学公式サイトでは、学外実習は医療・教育・産業・福祉・司法の5分野で行われ、
久留米大学病院をはじめ地域の実績ある施設と数多く連携していると明記されています。

これは、久留米大学大学院が単に講義中心の大学院ではなく、
地域医療・地域支援に根ざした臨床実践を学べる大学院であることを意味します。
学内実習は附属の心理教育相談センターで行い、学外実習では多様な現場につながることができます。

さらに、久留米大学医学部神経精神医学講座の診療案内では、久留米大学病院のカウンセリングセンターが
外来通院中の方を対象にカウンセリングを行うだけでなく、
臨床心理学研究科修士大学院生の教育にも携わっていると説明されています。
つまり、大学院で学ぶ心理臨床が、大学病院の精神科・医療現場と実際につながっている点が重要です。

医療心理、精神科臨床、リエゾン、発達支援、復職支援、周産期や緩和ケアに関心がある受験生にとって、
久留米大学大学院は、研究と実践を医療現場で結びつけやすい大学院といえます。

久留米大学大学院 臨床心理学専攻の院試内容

2026年度前期博士課程募集要項では、臨床心理学専攻の募集人員は15名です。
一般入学試験では、研究計画書、筆記試験(小論文・専門科目)、口述試験、出身大学の成績を総合して判定します。
専門科目は、心理学検定キーワード集・公認心理師資格試験の出題基準レベルの知識が問われます。

項目 内容 対策のポイント
募集人員 15名 秋期・春期があるが、早めの準備が重要です。
研究計画書 出願時に提出 研究テーマの妥当性と、久留米大学で学ぶ必然性を示すことが重要です。
総合基礎科目 100点 公認心理師国家試験や心理学検定キーワード集レベルの基礎的・体系的知識(選択式+論述式)を幅広く問い、知識の深さと応用力を身につけることが重要です。
専門科目 100点 臨床心理学、発達、認知、社会、研究法、公認心理師試験レベルを横断整理します。
口述試験 100点 研究計画、志望理由、教員との接続、将来像を自分の言葉で語れるようにします。また心理支援の現場で求められる思考力、判断力、対人関係能力(コミュニケーション力・協調性など)、ストレス耐性、学び続ける意欲といった「人間力」を多面的に3〜6名の面接官によって評価されます

久留米大学大学院で重要になる研究計画書の考え方(〜R7年度)

久留米大学大学院の院試では、研究計画書が重要な評価対象です。
特に久留米大学は、研究と臨床実践の両方を重視する大学院なので、
「何を研究したいか」だけでなく、
その研究が将来どのような心理支援・臨床実践につながるのか
を明確にすることが大切です。

研究テーマ

発達障害、学校不適応、ストレス、家族支援、医療心理、喪失、認知行動療法など。

対象者

子ども、青年、保護者、患者、家族、学生、医療スタッフなど、誰を対象にするかを明確にします。

方法

質問紙、面接、心理検査、質的研究、生理指標、介入研究など、方法の妥当性を示します。

久留米大学との接続

教員の専門分野、心理教育相談センター、久留米大学病院との接続を明確にします。

教員紹介と専門分野|研究計画書でつなげやすいテーマ例

久留米大学大学院の強みは、教員の専門分野が比較的明確で、
研究計画書において「誰のもとで、どのような研究・臨床実践を行いたいのか」を書きやすい点です。
以下は、公開されている教員紹介をもとに、受験生目線で整理したものです。

伊藤 弥生先生|臨床家族心理学(家族療法・ブリーフセラピー)

不妊治療のクリニックにおける女性・カップル支援、プレイセラピー、親面接、思春期から老年期までのカウンセリングなど、幅広い臨床経験を持つ先生です。

  • 家族療法・ブリーフセラピー
  • 不妊治療・生殖医療と心理支援
  • プレイセラピーと親支援
  • アサーショントレーニング

岡村 尚昌先生|健康・医療心理学、神経・生理心理学

学校現場でのスクールカウンセリング経験に加え、医学部でストレスや睡眠に関する研究と実践を重ねてきた先生です。ADHD児童の学校適応支援にも関わっています。

  • ストレスと健康の研究
  • 睡眠習慣とQOL
  • 発達障害児の学校適応
  • 生理指標を用いた心理学研究

吉良 悠吾先生|学校臨床心理学、認知行動療法

小児科の心理師や中高一貫校のスクールカウンセラーとして、発達障害、精神疾患、身体疾患、不登校などに対する支援経験を持つ先生です。

  • 学校臨床・不登校支援
  • 認知行動療法
  • 発達障害児の支援
  • 保護者支援・学校連携

田上 恭子先生|臨床認知心理学

身体医療における心理支援、チーム医療、地域連携、総合病院精神科での心理アセスメントやカウンセリングなど、医療との接続が非常に強い先生です。

  • 医療心理・チーム医療
  • 地域連携と心理支援
  • 抑うつ・不安・自己愛傾向の認知研究
  • 死別・喪失への適応研究

園田 直子先生|発達心理学

幼児期から青年期の認知発達、青年期から成人期の時間的展望、非定型発達・発達障害の理解などに関心を持つ先生です。

  • 発達心理学
  • 青年期の心理発達
  • 発達障害の理解
  • 発達の視点からの臨床理解

久留米大学大学院で考えやすい研究計画・研究テーマの方向性

領域 テーマ例 久留米大学との接続
医療心理 慢性疾患患者の心理支援、がん患者の心的外傷後成長、喪失と適応 久留米大学病院、医療センター、身体医療との接続
学校臨床 不登校、発達障害、学校適応、スクールカウンセリング スクールカウンセラー経験を持つ教員との接続
家族支援 家族療法、不妊治療と心理支援、親面接 伊藤先生の専門分野と接続しやすい
健康・生理 ストレス、睡眠、QOL、生理指標を用いた研究 岡村先生の研究テーマと接続しやすい
発達支援 発達障害、認知発達、青年期の発達課題 園田先生・吉良先生の専門分野と接続しやすい

公認心理師・臨床心理士への対応と合格率

久留米大学大学院臨床心理学専攻は、公認心理師受験資格と臨床心理士受験資格に対応しています。
さらに大学公式サイトでは、本学の新卒者実績として資格試験合格率が公開されています。

公認心理師試験結果

年度 受験者 合格者 本学合格率 全国合格率
2025(令和7)年度 8 6 75.0% 66.9%
2024(令和6)年度 8 7 87.5% 76.2%
2023(令和5)年度 5 4 80.0% 73.8%
2022(令和4)年度 7 5 71.4% 74.5%
2021(令和3)年度 11 11 100.0% 85.5%

臨床心理士試験結果

年度 受験者 合格者 本学合格率 全国合格率
2024(令和6)年度 8 8 100.0% 66.1%
2023(令和5)年度 6 4 66.7% 66.5%
2022(令和4)年度 6 4 66.7% 64.8%
2021(令和3)年度 8 5 62.5% 65.4%
2020(令和2)年度 9 5 55.6% 64.2%

※大学公式サイトでは「本学の結果は新卒者のもの」とされています。

口述試験で準備したい質問

  1. なぜ久留米大学大学院を志望するのですか。
  2. なぜ久留米大学大学院でなければならないのですか。
  3. なぜ臨床心理学専攻を選んだのですか。
  4. 研究テーマは何ですか。
  5. そのテーマに関心を持ったきっかけは何ですか。
  6. どの教員の指導を受けたいですか。
  7. 久留米大学病院や医療施設との接続をどう活かしたいですか。
  8. 将来、公認心理師・臨床心理士としてどのような領域で働きたいですか。
  9. 研究と臨床実践をどう結びつけたいですか。
  10. 倫理的配慮や多職種連携をどのように考えていますか。

久留米大学大学院に向いている受験生

  • 医療とのつながりを重視して大学院を選びたい人
  • 久留米大学病院などの医療施設との接続に魅力を感じる人
  • 学校臨床・発達支援・家族支援・医療心理に関心がある人
  • 研究だけでなく実習・心理臨床も重視したい人
  • 地域に根ざした心理専門職を目指したい人
  • 公認心理師・臨床心理士資格取得まで一貫して考えたい人

Meg心理師国試予備校でできる久留米大学大学院対策

Meg心理師国試予備校では、久留米大学大学院を目指す受験生に対して、
研究計画書、専門科目、小論文、口述試験、公認心理師・臨床心理士資格取得までを一体で考えたマンツーマン指導を行います。
特に、「久留米大学のどの教員と、どの研究・実践テーマを接続するか」の整理を重視します。

志望理由の具体化

久留米大学病院・医療施設との接続、地域性、教員の専門分野まで踏み込んで志望理由を作成します。

研究計画書添削

研究テーマ、対象、方法、意義、久留米大学との接続を整理し、出願書類を仕上げます。

専門科目対策

公認心理師試験レベルをベースに、臨床心理学・発達・認知・社会・研究法を横断的に学びます。

面接・口述試験対策

教員との相性、研究テーマの妥当性、医療施設との接続まで含めて実戦的に準備します。

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よくある質問

久留米大学大学院では公認心理師を目指せますか?

はい。臨床心理学専攻では公認心理師受験資格と臨床心理士受験資格に対応しています。

久留米大学大学院の強みは何ですか?

久留米大学病院をはじめとする医療機関との接続が強く、医療・教育・福祉など多領域の実習につながっている点です。

院試では何が課されますか?

研究計画書、小論文、専門科目、口述試験が課されます。臨床心理学専攻の募集人員は15名です。

研究計画書では何を意識すればよいですか?

研究テーマの妥当性に加えて、教員の専門分野、実習環境、久留米大学病院などとの接続まで意識することが重要です。

久留米大学大学院はどんな人に向いていますか?

医療心理、学校臨床、家族支援、発達支援などに関心があり、研究と実践を両立したい人に向いています。

Meg心理師国試予備校では久留米大学大学院対策ができますか?

はい。研究計画書、小論文、専門科目、面接、資格取得までを見据えた個別指導に対応しています。

久留米大学大学院の対策は、研究計画書と面接を個別に仕上げることが重要です

Meg心理師国試予備校では、志望理由の整理から研究計画書、専門科目、面接、公認心理師・臨床心理士資格取得まで一貫して支援します。

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執筆・監修

岩崎

岩崎 陽一

株式会社アクト代表。Meg心理師国試予備校、Meg看護師国試予備校、Meg獣医師国試予備校、CES医師・歯科医師・薬剤師国試予備校、PMD医学部専門予備校を運営。心理系大学院受験、公認心理師国家試験、臨床心理士資格取得を目指す受験生に向けて、個別指導と学習管理を重視した教育支援を行っている。

参考資料・公式情報

本記事は、久留米大学大学院心理学研究科公式サイト、2026年度前期博士課程学生募集要項、久留米大学医学部神経精神医学講座の公開情報等をもとに作成しています。募集人員、試験科目、教員体制、資格対応、試験結果は年度により変更される場合があります。出願前には必ず最新の公式情報をご確認ください。