【心理学部大学院入試】通信制大学で学ぶ社会人・ブランクのある社会人のための心理系大学院受験 ―仕事と勉強を両立させるタイムマネジメント術―


「働きながら本当に大学院なんて目指せるのか」
「卒業して何年も経っているのに、今さら勉強が続くのか」
Megに相談に来られる通信制大学に通う社会人・ブランクのある社会人の方から、まず出てくるのはこの2つの不安です。
実は、「知識のレベルそのものよりも「時間の使い方」と「続ける仕組み」が合否を分けるケースがとても多くあります。ここでは、通信制大学の社会人・ブランク組が心理系大学院を目指すときに知っておきたい

  • よくあるつまずきポイント
  • 仕事と勉強を両立させる時間設計の考え方
  • モチベーション・メンタルの守り方
  • Meg大学院試験対策コースでの具体的なサポート

を、できるだけ具体的に整理していきます。

1.社会人・ブランク組が抱えやすい3つの不安

独学のメリット・デメリット

①「時間がない」不安

  • 残業やシフトで毎日帰宅時間が違う
  • 家事・育児と両立しなければならない
  • 休みの日は疲れて何もする気が起きない

頭では「勉強しなきゃ」と分かっていても、“空いた時間にやろう”と思っているうちは、ほとんど進まないのが現実です。

②「学部の内容をほとんど忘れている」不安

  • 心理学の教科書を開いても、見覚えはあるのに中身が出てこない
  • 統計・研究法は当時から苦手で、そのまま放置してきた
  • 「今さらゼロからやり直し?」という絶望感

こうした感覚から、「今からでは間に合わないのでは」と考えてしまう方も多くいます。

③「年齢・キャリア的に遅すぎるのでは」という不安

  • 今から大学院に行く価値があるのか
  • 同級生は若い人ばかりなのでは
  • 経済的に大丈夫なのか

こうした不安が重なると、「やりたい気持ちはあるけれど、動き出せない」という状態になってしまいがちです。

2.最初にやるべきは「現状の棚卸し」

いきなり参考書を買い込む前に、社会人・ブランク組がまずやるべきは「現状の棚卸し」です。

(1)時間の棚卸し:1週間の「タイムログ」を取る

平日5日分と休日1〜2日分について、

  • 起床〜就寝までをざっくり30分単位で書き出してみる
  • スマホ・テレビ・なんとなくSNSを見ている時間をチェックする
  • 「頑張れば勉強に回せそうな時間帯」を探す

これをやると、多くの方が

  • 「思っていたより“使える時間”はある」
  • 「逆に、ダラダラしている時間がかなりある」

ということに気づきます。
まずは「理想の勉強時間」ではなく、「現実的に確保できる枠」を知ることが大切です。

(2)学力の棚卸し:何をどこまで覚えているか

  • 学部時代の教科書・ノートがあれば一度ざっと眺めてみる
  • 志望校の過去問を1〜2年分見て、「問題文の意味が分かるか」をチェックする
  • もし可能なら、簡単な確認テストや模試で現在地を測ってみる

この段階では、「できない自分を責めるため」ではなく、「どこまで遡って復習が必要かを見極めるため」と割り切ってください。

(3)志望校・志望時期の棚卸し

  • いつの入試回で合格を目指すのか(1年後か、2年後か)
  • どの地域・どの分野の大学院に興味があるのか
  • 公認心理師資格まで視野に入れているか

ここがぼんやりしていると、勉強の優先順位がつけづらく、疲れやすくなります。

3.一週間の時間割を「先に決める」のが社会人の基本戦略

社会人・ブランク組にとって、“空いた時間で勉強する”という発想はほぼ機能しません。
大事なのは、「先に勉強時間をカレンダーに入れてしまい、その枠を“他の予定から守る”」という考え方です。

(1)時間帯ごとの役割分担を決める

例として、こんなイメージです。

早朝(出勤前)

頭が冴えている時間 → 理解が必要な「インプット」(新しい理論・統計・英語長文)

通勤時間・昼休み

スキマ時間 → 暗記・復習・単語カード・音声講義など

夜(帰宅後)

集中力は落ちる → 過去問の見直し、簡単な問題演習、計画の見直し

週末のまとまった時間

高負荷の作業 → 模試、過去問演習、研究計画書の執筆 など

それぞれの時間帯に「どの種類の勉強をするか」をあらかじめ決めておくと、「何からやろう…」と迷う時間が減り、継続しやすくなります。

(2)現実的な週間スケジュール例

たとえば、フルタイム勤務・平日残業ありの社会人の場合:

月〜金

  • 朝 6:30〜7:00:心理学の基礎理論をテキストで読む
  • 通勤 20〜30分:心理単語・英単語アプリ/音声講義
  • 夜 21:30〜22:30:その日の復習+簡単な問題演習

土曜

  • 午前:過去問を1年分解く or 模試
  • 午後:間違えた問題の解説読み・ノート整理

日曜

  • 2〜3時間:研究計画書や志望理由書のメモ作り・読書
  • 残りの時間は休息・リフレッシュに充てる

もちろんこれは一例ですが、「勉強する時間帯を固定する」ことが、習慣化のカギになります。

4.「ミニマムライン」と「理想ライン」を決めておく

社会人・ブランク組にとって、
「計画通りにできなかった日=全てがダメな日」という考え方は危険です。

(1)1日の「ミニマム」と「理想」を分ける

ミニマムライン

どんなに疲れていてもこれだけはやる(例:英単語10個・テキスト1ページ)

理想ライン

体力・時間が十分ある日にこなしたい量(例:1.5〜2時間の集中学習)

この二段構えで考えると、「今日は理想までは無理だけど、ミニマムだけはやった」という「小さな達成感」を積み上げていけます

(2)週単位での「振り返り習慣」をつくる

週末に10〜15分ほど、

  • できたこと
  • できなかったこと
  • 来週の改善点

をノートやアプリにメモしておきます。
ここで大切なのは、「自分を責める」のではなく、「やり方を微調整する」というスタンスです。

5.すべてを完璧にやり直さない「優先順位の付け方」

ブランクのある方ほど、「どうせやるなら、教科書を最初から全部やり直さないと…」と考えがちですが、これはほぼ確実に挫折の元になります。

(1)志望校の過去問から「必要な範囲」を逆算する

過去問を数年分眺めて、

  • 頻出分野(臨床・発達・人格・統計など)
  • あまり出ていない分野

を大まかに把握します。

(2)「広く浅く」ではなく、「絞って深く」

限られた時間で合格を目指すためには、「全分野を完璧に」ではなく「頻出分野+自分の志望分野」を優先的に深くやることが重要です。

苦手分野(特に統計・英語)については、

  • 志望校の要求水準を見極める
  • 「ここまでできれば合格に支障がない」というラインを決める

など、「どこまでやるか」も含めた設計が必要になります。

6.モチベーションとメンタルを守るための工夫

(1)目標を「小さな階段」に分解する

  • 「○月までにこのテキストを一周」
  • 「今月は認知・学習の範囲を終える」
  • 「今週は過去問1年分+復習」

といった形で、1〜3か月単位の“ミニ目標”を設定します。

(2)「落ち込む日」が前提、と考える

社会人・ブランク組にとって、

  • 仕事でトラブルがあった
  • 急に残業が増えた
  • 体調を崩した

など、「計画通りにいかない週」は必ず訪れます。
そのときに、「やっぱり自分には無理だ」と結論づけてしまわないように、

  • 事前に「こういう週が来たら、計画を1週間ずらす」と決めておく
  • 誰かと計画を共有し、一緒に見直してもらう

といった“リカバリー前提”の設計が大切です。

(3)家族・職場の理解を少しずつ得ていく

  • 「○曜日の夜は、大学院受験の勉強の時間にしたい」と宣言する
  • パートナーや家族に、目標とスケジュールを簡単に共有する
  • 可能なら上司や同僚にも、長期目標として伝えておく

など、周囲の理解を得ておくことも、継続の大きな支えになります。

7.Meg大学院試験対策コースでできること

社会人・ブランク組の方にとって、独学で「時間設計」「優先順位付け」「メンタルケア」まで一人で担うのは、かなりの負担です。
Meg心理師予備校の「大学院試験対策コース」では、次のような形で伴走します。

◆ 完全マンツーマン+柔軟な時間帯

仕事のスケジュールに合わせて授業時間を設定
1コマごとに、「今週やること」「来週までの宿題」を明確にして終了
オンライン対応で、全国・海外からでも受講可能

◆ 専門科目・英語・統計・研究計画書まで一括サポート

志望校の過去問に合わせた専門科目指導
心理英語・外部試験(TOEIC等)のレベルに応じた指導
「数学が苦手」な方でもゼロからやり直せる心理統計・研究法
研究計画書・志望理由書・面接対策まで、一連の流れをトータルで支援

◆ 公認心理師による学習カウンセリング・メンタルサポート

  • 「仕事のストレスで勉強どころではない」
  • 「自己否定が強くて、問題が解けないと必要以上に落ち込んでしまう」

といった心理面の悩みに対して、公認心理師によるカウンセリング・コーチングを受けながら学習を進めることができます。

◆ 計画の定期的な見直しと「途中での路線変更」にも対応

模試や過去問の結果に応じて、志望校や受験年度の見直しを一緒に検討
仕事・家庭環境の変化があった場合にも、その都度ロードマップを再設計

「最初に決めた計画にしがみつく」のではなく、変化に合わせて柔軟に調整していく伴走者がいることが、社会人受験では大きな安心につながります。

おわりに:年齢やブランクは「ハンデ」だけではない

社会人・ブランク組の方には、

  • 現場で見てきた人間の心の動き
  • 仕事や生活を通じて培った責任感・継続力
  • 自分自身の悩みや経験から生まれた「問い」

といった、若い学部生にはない強みがあります。
大切なのは、「時間がないから無理」ではなく、「限られた時間だからこそ、どんな設計にすれば“続けられる仕組み”になるか」を一緒に考えていくことです。

  • 「今からでも間に合うのか知りたい」
  • 「自分の働き方・生活リズムに合わせた計画を一度立ててみたい」

と感じられたら、ぜひ一度、Meg心理師予備校「大学院試験対策コース」の学習相談で、あなたの現状からスタートする“現実的なロードマップ”を一緒に描いてみてください。