中央大学大学院 心理系院試対策|公認心理師・臨床心理士・研究計画書を解説
中央大学大学院で公認心理師・臨床心理士を目指すには
文学研究科 心理学専攻 臨床心理学コースの院試・研究計画書・学外実習・教員専門分野まで解説
中央大学大学院 文学研究科 心理学専攻は、臨床心理学、健康心理学、学校臨床心理学、神経心理学、認知心理学、発達心理学など、基礎から応用まで幅広い心理学研究に対応する大学院です。
その中でも臨床心理学コースは、公認心理師・臨床心理士を目指す受験生にとって重要な選択肢の一つです。
中央大学 心理学専攻 大学院紹介
中央大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コースでは、2020年度入学者から公認心理師養成に対応したカリキュラムを準備しています。
一方で、臨床心理士については第2種指定校であり、第1種指定校とは受験までの流れが異なります。
本ページでは、中央大学大学院を目指す受験生に向けて、公認心理師・臨床心理士資格との関係、院試内容、研究計画書、教員専門分野、学外実習、Meg心理師国試予備校でできる対策までを整理します。
重要|中央大学大学院は「臨床心理士第2種指定校」である点に注意
中央大学大学院の臨床心理学コースは、公認心理師と臨床心理士の両方を目指せるカリキュラムを持っています。
ただし、臨床心理士については第2種指定校であるため、大学院修了後すぐに臨床心理士試験を受験できる第1種指定校とは異なります。
第2種指定校では、臨床実習を学外で行い、大学院修了後に一定期間の実務経験を経てから臨床心理士資格試験を受験する流れになります。
そのため、中央大学大学院を志望する場合は、
公認心理師の受験ルート、臨床心理士の受験ルート、学外実習、修了後の勤務計画
を分けて理解することが重要です。
2020年度入学者から公認心理師養成に対応したカリキュラムを準備しています。
臨床心理士については第2種指定校であり、修了後の実務経験を踏まえた計画が必要です。
院試では心理学検定レベルの基礎と、志望教員の専門分野に関する応用的理解が重要です。
中央大学大学院 心理学専攻 臨床心理学コースの基本情報
| 大学院名 | 中央大学大学院 |
|---|---|
| 研究科 | 文学研究科 |
| 専攻・コース | 心理学専攻 臨床心理学コース |
| 課程 | 博士前期課程・博士後期課程 |
| 所在地 | 東京都八王子市東中野742-1 |
| 目指せる資格 | 公認心理師受験資格、臨床心理士受験資格 |
| 臨床心理士指定区分 | 第2種指定校 |
| 公式情報 | 中央大学 心理学専攻 大学院紹介 |
※募集人員、試験科目、資格対応、教員体制、実習内容は年度により変更される可能性があります。出願前には必ず最新の公式情報をご確認ください。
公認心理師・臨床心理士への対応
公認心理師を目指す場合
中央大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コースでは、2020年度入学者から、公認心理師養成に対応したカリキュラムを準備しています。
公認心理師試験の受験資格を得るには、学部および大学院で所定の科目を履修する必要があります。
そのため、中央大学大学院を志望する場合は、大学院入試対策と同時に、学部段階で公認心理師に必要な科目を履修しているかを確認しておく必要があります。
他学部・他大学出身者は、とくに履修状況の確認が重要です。
臨床心理士を目指す場合
中央大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コースは、臨床心理士の受験資格に対応しています。
ただし、第2種指定校であるため、大学院修了後すぐに臨床心理士試験を受験できる第1種指定校とは異なります。
第2種指定校では、修了後に一定期間の実務経験を積んだ上で臨床心理士資格試験を受験する流れになります。
中央大学大学院を志望する受験生は、公認心理師と臨床心理士の受験時期・要件の違いを理解した上で、大学院選びを行うことが大切です。
中央大学大学院の強み|基礎心理学と臨床心理学をつなぐ研究環境
中央大学大学院 心理学専攻の特徴は、臨床心理学だけでなく、認知心理学、発達心理学、神経心理学、健康心理学、コミュニティ心理学、行動医学などの幅広い専門領域を持つ教員が在籍している点です。
そのため、臨床心理学コースを志望する場合でも、研究計画書では臨床的関心と基礎心理学的な視点を接続しやすい大学院です。
たとえば、トラウマやグリーフ、マインドフルネス、セルフ・コンパッション、ストレス・マネジメント、援助要請、慢性疾患予防、神経心理学的評価、認知症ケア、知覚発達、顔認知など、研究テーマの広がりがあります。
研究計画書では、「公認心理師・臨床心理士になりたい」という資格志望だけではなく、
どの心理的課題を、どの理論・方法・対象者・支援現場と結びつけて研究するのか
を明確にすることが重要です。
中央大学の場合、学外実習を前提に、実際の現場での学びと研究テーマをどう接続するかも重要になります。
中央大学大学院は、公認心理師を目指しながら、臨床心理学と基礎心理学を横断して研究したい受験生に向いています。
ただし、臨床心理士については第2種指定校であるため、修了後の実務経験まで含めた長期的なキャリア設計が必要です。
学外実習中心の学び|中央大学大学院を志望する際の注意点
中央大学大学院の臨床心理学コースでは、すべての臨床実習が学外の専門機関・施設等で実施されると案内されています。
本学には学内の有料相談室はないため、学内相談室で継続ケースを担当する第1種指定校とは、実習の性格が異なります。
学外実習では、医療、教育、福祉、司法、産業などの実際の現場に接続しながら学べる一方で、現場に応じた高い日本語運用能力、倫理意識、コミュニケーション力、実習先への適応力が求められます。
中央大学大学院を志望する場合、面接や研究計画書では、
「どの現場で、どのような対象者を支援したいのか」
「学外実習をどのように自分の学びに活かすのか」
「公認心理師取得後にどの領域で働きたいのか」
を具体的に説明できるようにしておくとよいでしょう。
学内相談室型の大学院とは異なるからこそ、中央大学大学院では、現場実習と研究テーマの接続を明確にすることが重要です。
中央大学大学院 心理学専攻の院試内容
中央大学公式ページでは、大学院入試の博士前期課程における出題範囲について、基礎的な内容は「心理学検定」の出題範囲に準じ、応用的な内容は各担当教員の専門分野に準じると示されています。
中央大学 心理学専攻 大学院入試
| 対策項目 | 内容 | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 心理学基礎 | 心理学検定の出題範囲に準じる基礎内容 | 認知、発達、学習、社会、人格、臨床、神経・生理、統計、研究法を横断整理する。 |
| 応用的内容 | 各担当教員の専門分野に準じる内容 | 志望教員の専門分野、論文、研究キーワードを踏まえて対策する。 |
| 研究計画書 | 研究テーマ、先行研究、方法、志望教員との接続 | 資格志望だけでなく、研究として何を明らかにするのかを具体化する。 |
| 口述試験・面接 | 志望理由、研究計画、資格取得後の将来像の確認 | 第2種指定校である点、学外実習、公認心理師・臨床心理士ルートを理解して説明する。 |
※具体的な試験科目、日程、出願書類、募集人員は年度・入試区分により異なります。必ず最新の入学試験要項をご確認ください。
中央大学 文系研究科の入学試験要項
教員紹介と専門分野|研究計画書でつなげやすいテーマ例
中央大学 心理学専攻には、認知心理学、発達生物心理学、臨床心理学、トラウマ心理学、健康心理学、コミュニティ心理学、行動医学、神経心理学、発達心理学など、多様な専門領域の教員が在籍しています。
中央大学 心理学専攻 教員紹介
有賀 敦紀教授|認知心理学・消費者心理学・社会的認知
有賀教授は、認知心理学、消費者心理学、社会的認知を専門とする先生です。
注意、オブジェクト認知、選好、印象形成などをテーマにした研究計画と接続しやすい領域です。
- 注意と認知処理
- 印象形成と社会的認知
- 消費者心理学
- 選好・判断・意思決定
髙瀨 堅吉教授|発達生物心理学・臨床発達心理学
髙瀨教授は、発達生物心理学、臨床発達心理学を専門とする先生です。
心の発達の性差、心の病の有病率の性差、生涯発達支援などに関心がある受験生と接続しやすい領域です。
- 心の発達の性差
- 生涯発達支援
- 臨床発達心理学
- 基礎研究と実践の接続
富田 拓郎教授|臨床心理学・トラウマ心理学・グリーフ研究
富田教授は、臨床心理学、トラウマ心理学を専門とし、グリーフ、トラウマ、マインドフルネス、セルフ・コンパッション、嗜癖行動などを研究テーマとしています。
学校臨床、トラウマ、グリーフ、アディクションに関心がある受験生と接続しやすい先生です。
- トラウマとグリーフ
- マインドフルネス
- セルフ・コンパッション
- 学校臨床とアディクション
中村 菜々子教授|臨床心理学・健康心理学・コミュニティ心理学・行動医学
中村教授は、ストレス・マネジメント、健康行動の獲得支援、認知行動療法による臨床実践を研究しています。
心理的ストレス、慢性疾患の予防、不調の自覚と援助要請、心の健康教育に関心がある受験生と接続しやすい領域です。
- ストレス・マネジメント
- 健康行動と慢性疾患予防
- 援助要請
- 心の健康教育
緑川 晶教授|神経心理学・高次脳機能障害・認知症ケア
緑川教授は、神経心理学を専門とし、高次脳機能障害の評価・リハビリテーション、認知症高齢者の評価・ケアを研究テーマとしています。
医療・福祉領域の心理支援、神経心理学的アセスメントに関心がある受験生と接続しやすい領域です。
- 高次脳機能障害
- 神経心理学的評価
- 認知症ケア
- 医療・福祉領域の心理支援
山口 真美教授|認知心理学・発達心理学・知覚発達・顔認知
山口教授は、認知心理学・発達心理学を専門とし、知覚発達、顔認知を研究テーマとしています。
乳児の視知覚、顔認知、発達心理学、脳科学との共同研究に関心がある受験生と接続しやすい領域です。
- 視知覚の発達
- 顔認知
- 乳児研究
- 発達心理学と脳科学の接続
山科 満教授|精神医学・臨床心理学
山科教授は、精神医学と臨床心理学の架け橋を目指し、科学的思考と一人ひとりの患者を大切にする姿勢を重視する先生です。
医療心理学、精神医学、臨床心理学の接続に関心がある受験生と相性がよい領域です。
- 精神医学と臨床心理学
- 医療領域の心理支援
- 臨床現場と研究の接続
- 患者理解と科学的思考
中央大学大学院で考えやすい研究計画書の方向性
中央大学大学院を志望する場合、研究計画書では、志望教員の専門分野と自分の臨床的関心をどう接続するかが重要です。
とくに中央大学では、心理学検定レベルの基礎心理学に加えて、各教員の専門分野に応じた応用的理解が求められます。
| 研究領域 | 研究テーマ例 | 中央大学との接続 |
|---|---|---|
| トラウマ・グリーフ | 喪失体験、トラウマ、マインドフルネス、セルフ・コンパッション | 富田教授の臨床心理学・トラウマ心理学と接続しやすい |
| 健康心理学・行動医学 | ストレス、健康行動、援助要請、慢性疾患予防、心の健康教育 | 中村教授の健康心理学・行動医学と接続しやすい |
| 神経心理学 | 高次脳機能障害、認知症、神経心理学的評価、リハビリテーション | 緑川教授の神経心理学と接続しやすい |
| 発達・知覚・顔認知 | 乳児の視知覚、顔認知、発達心理学、脳科学との共同研究 | 山口教授の認知心理学・発達心理学と接続しやすい |
| 生涯発達支援 | 心の発達の性差、生涯発達、子育て世代・高齢者支援 | 髙瀨教授の発達生物心理学・臨床発達心理学と接続しやすい |
| 認知心理学・社会的認知 | 注意、オブジェクト認知、選好、印象形成、消費者心理 | 有賀教授の認知心理学・社会的認知と接続しやすい |
面接・口述試験で準備したい質問
中央大学大学院の面接・口述試験では、研究計画書の内容、志望教員との適合性、公認心理師・臨床心理士の資格ルート、学外実習への理解、修了後のキャリア計画を説明できることが重要です。
- なぜ中央大学大学院 文学研究科 心理学専攻を志望するのですか。
- なぜ臨床心理学コースを志望するのですか。
- なぜ公認心理師・臨床心理士を目指すのですか。
- 中央大学が臨床心理士第2種指定校であることをどう理解していますか。
- 学外実習をどのように自分の学びに活かしたいですか。
- 研究計画書のテーマを選んだ理由は何ですか。
- 志望教員の専門分野と研究テーマはどのように接続していますか。
- 研究方法として、質問紙、面接、実験、事例研究、質的研究、量的研究のどれを想定していますか。
- 心理学検定レベルの基礎心理学を、研究計画にどう活かしますか。
- 修了後、公認心理師・臨床心理士としてどの領域で働きたいですか。
中央大学大学院に向いている受験生
- 公認心理師取得を中心に、臨床心理士も視野に入れている人
- 第2種指定校の仕組みを理解し、修了後の実務経験まで見据えている人
- 学外実習を通じて、医療・教育・福祉・地域の現場を学びたい人
- トラウマ、グリーフ、マインドフルネス、セルフ・コンパッションに関心がある人
- 健康心理学、ストレス、援助要請、慢性疾患予防、心の健康教育に関心がある人
- 神経心理学、高次脳機能障害、認知症ケアに関心がある人
- 発達心理学、知覚発達、顔認知、乳児研究に関心がある人
- 基礎心理学と臨床心理学を横断して研究計画を作りたい人
Meg心理師国試予備校でできる中央大学大学院対策
Meg心理師国試予備校では、中央大学大学院を目指す受験生に対して、研究計画書、心理学基礎、専門科目、心理学英語、面接・口述試験、公認心理師・臨床心理士資格取得までを見据えたマンツーマン指導を行います。
特に中央大学では、臨床心理士第2種指定校である点、学外実習中心である点、心理学検定レベルの基礎心理学と志望教員の専門分野を接続する点が重要です。
志望理由の具体化
中央大学で学ぶ理由、臨床心理学コースの特色、第2種指定校の理解、将来像を結びつけます。
研究計画書添削
研究テーマ、先行研究、方法、倫理的配慮、志望教員との適合性を明確にした計画書に仕上げます。
心理学基礎・専門対策
心理学検定レベルの基礎心理学と、臨床心理学、健康心理学、神経心理学、発達心理学を横断整理します。
面接・口述試験対策
研究計画、学外実習、公認心理師・臨床心理士ルート、資格取得後の将来像を説明できるようにします。
Meg心理師国試予備校の関連コース
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よくある質問
中央大学大学院では公認心理師を目指せますか?
はい。中央大学大学院文学研究科心理学専攻臨床心理学コースでは、2020年度入学者から公認心理師養成に対応したカリキュラムを準備しています。
中央大学大学院は臨床心理士指定大学院ですか?
はい。ただし第1種指定校ではなく第2種指定校です。修了後すぐに臨床心理士試験を受けるのではなく、修了後の実務経験を経て受験する流れになります。
中央大学大学院の臨床実習は学内ですか?
中央大学大学院の臨床心理学コースでは、臨床実習は学外の専門機関・施設等で実施されると案内されています。学内の有料相談室はありません。
院試では何が問われますか?
基礎的な内容は心理学検定の出題範囲に準じ、応用的な内容は各担当教員の専門分野に準じるとされています。心理学基礎と志望教員の専門分野の両方が重要です。
研究計画書では何を意識すべきですか?
志望教員の専門分野、研究対象、研究方法、学外実習との接続、公認心理師・臨床心理士としての将来像を明確にすることが重要です。
Meg心理師国試予備校では中央大学大学院対策ができますか?
はい。研究計画書、心理学基礎、専門科目、心理学英語、面接・口述試験、公認心理師・臨床心理士資格取得までを見据えた個別指導に対応しています。
中央大学大学院の対策は、研究計画書と心理学基礎・専門分野を個別に仕上げることが重要です
Meg心理師国試予備校では、志望教員分析、研究計画書、心理学基礎、専門科目、心理学英語、面接・口述試験、公認心理師・臨床心理士資格取得まで一貫して支援します。
執筆・監修
岩崎 陽一
株式会社アクト代表。Meg心理師国試予備校、Meg看護師国試予備校、Meg獣医師国試予備校、CES医師・歯科医師・薬剤師国試予備校、PMD医学部専門予備校を運営。心理系大学院受験、公認心理師国家試験、臨床心理士資格取得を目指す受験生に向けて、個別指導と学習管理を重視した教育支援を行っている。
参考資料・公式情報
本記事は、中央大学文学部心理学専攻、中央大学大学院文学研究科心理学専攻、大学院入試、教員紹介、公認心理師受験資格に関する公開情報をもとに作成しています。募集人員、試験科目、出願書類、資格対応、実習内容、教員体制は年度により変更される可能性があります。出願前には必ず最新の公式情報をご確認ください。
