公認心理師を目指す大学生が今からやるべきこととは?7つの視点
公認心理師を目指す大学生が今からやるべきこととは?
7つの視点

公認心理師を目指す大学生にとって、「大学生活の中で何を意識して過ごせばよいのかわからない」と悩む学生は少なくありません。
公認心理師は国家資格であり、大学卒業後の進路や大学院受験、国家試験までを見据えた準備が必要です。大学生活の過ごし方によって、その後の進学や就職に大きな差が生まれることもあります。
この記事では、公認心理師を目指す学生が大学在学中に取り組んでおきたいことを7つ紹介します。
1. 公認心理師カリキュラムの履修状況を確認する
まず重要なのは、公認心理師受験資格に必要な科目を確実に履修することです。その大学が公認心理師対応のカリキュラムを設置している場合、そのモデルに則って履修することが重要です。
大学によって履修モデルや開講時期が異なるため、早い段階で履修計画を立てておきましょう。
先輩が教えてくれた楽単や、全休など優先したい事情もあると思いますが、公認心理師対応のカリキュラムを選択しなければ話が始まりません。特に必修科目の取り忘れは進路に大きく影響するため注意が必要です。
2. GPA(成績)を意識する
よく巷ではGPAは関係ないと語られがちですが、そうとは限らない世界もあるということです。心理系大学院では、出願時に成績証明書の提出を求められることがあります。また、大学によっては大学院入試に推薦入試や学内選考を用いることができる場合もあります。その際は出願条件にGPAが対象になる場合もあります。
また大学院入試に限らずとも、大学によっては心理実習などのカリキュラムに人数制限を設けている場合があります。その際希望者が超過してしまったら成績によって受講の有無が決まる可能性があります。
定期試験やレポートを軽視せず、日頃から学習習慣を身につけることが大切です。
3. 心理学の基礎科目をしっかり学ぶ
大学院入試では、以下の分野から出題されることが多くあります。
- 学習心理学
- 発達心理学
- 社会心理学
- 認知心理学
- 統計学
- 研究法
また大学院入試では漠然とした分野の理解に止まらず、用語の定義を説明する問題が頻出です。
大学の授業内容をその場限りで終わらせず、体系的に理解しておくことが重要です。加えて学び終わった単元も折りを見て復習しましょう。
4. 研究に関心を持つ
心理職になるためには、科学的根拠に基づいて考える力が求められます。
授業で紹介された論文を読んだり、興味のあるテーマを調べたりすることで、研究的な視点を養うことができます。
卒業論文や研究計画書の作成にも役立つでしょう。
5. ボランティアや対人援助活動に参加する
教育、福祉、医療などの現場を知る経験は将来の進路選択に役立ちます。ボランティアだけではなく、放課後デイサービスのアルバイトや病院福祉施設へのインターンなど、現場に間接的に触れる経験は様々な方法があります。
活動を通じて、自分がどの領域に興味を持っているのかを確認することも重要でしょう。経験そのものよりも、そこで何を学んだかが重要です。どう思った、何を見た、こう感じた、など自分の心の中に生まれたその気持ちは心理職を目指す上でとても貴重なものです。
6. 英語に慣れておく
心理学は海外研究が多く、大学院でも英語論文を読む機会があります。
加えて大学院入試で英語科目を課す大学も少なくありません。大学院入試では心理学に関する英語を出題する大学や、代わりにTOIECといった外部資格のスコアを出願時に求められることもあります。
大学入試が終わったからといって英語から離れるのではなく、継続的に英語学習を続けましょう。受験校によって異なりますが、最低限英語に触れ続けることが大きな助けになると考えられます。
そして英語の英語論文の要旨を読む習慣をつけておくと、大学院に入った後も将来的な学習負担を減らせます。
7. 大学院進学について早めに情報収集する
公認心理師を目指す場合、多くの学生は大学院進学を選択します。
- 志望大学院
- 指導教員
- 研究テーマ
- 入試科目
- 過去問
などの情報を早めに調べておくことが重要です。
特に大学3年生になると研究計画書の準備が始まるため、2年生までに情報収集を進めておくと余裕を持って対策できます。大学1年・2年生でも大学院進学説明会にとりあえず参加し、入試に必要な情報を早くから集めることで心の余裕も生まれます。
まとめ ー公認心理師目指す大学生の皆様へ
公認心理師を目指す大学生が意識したいポイントは次の7つです。
- 必要科目を履修する
- GPAを維持する
- 基礎心理学を学ぶ
- 研究に関心を持つ
- ボランティア活動に参加する
- 英語力を高める
- 大学院進学準備を進める
大学生活は公認心理師への第一歩です。日々の授業や活動を大切にしながら、自分の将来像を具体的に描いていきましょう。
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