心理系大学院入試英語 〜九州編〜
心理系大学院入試英語 〜九州編〜
英語の負担を最小限に抑える、戦略的大学院選びのガイド

心理系大学院に行きたいけれど、英語が心配なあなたへ
心理系大学院(臨床心理士・公認心理師コース)の受験において、多くの人がぶつかる大きな壁が「英語試験」です。
専門用語だらけの長文読解や和訳問題を見て、「自分には無理かもしれない」「英語さえなければいいのに……」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
大学院入試の英語対策には、大きく分けて次の4つのアプローチがあります。
- ✔ 「TOEIC / TOEFL」などの外部試験スコア提出で当日の試験を免除する
- ✔ 「社会人入試枠」「学内推薦枠」を活用して英語試験をスキップする
- ✔ 英語の筆記試験がそもそも「なし」の大学院を選ぶ
- ✔ 諦めて心理学英語に取り組む
「英語が嫌いだから」という理由で心理カウンセラーや研究者への道を諦める必要はありません。大切なのは、自分の得意・不得意に合わせた戦略的な大学院選びです。
当サイトでは、九州エリアを中心に「英語の負担を最小限に抑えられる心理系大学院」の情報を分かりやすく徹底解説します。あなたにぴったりの受験スタイルを一緒に見つけていきましょう!
目次
大学院入試における英語とは?
なぜ大学院入試で「英語」が必要とされるのか?
大学院入試で英語が課される最大の理由は、ズバリ「研究を進める上で英語論文を読む必要があるから」です。
心理学をはじめ多くの学問領域で、世界的な最新研究や臨床のエビデンス(科学的根拠)の多くは英語論文で発表されます。翻訳技術が発展したとはいえ、自力で読めるに勝るものはありません。
入学後の授業やゼミでは、海外の論文(洋書・英語のジャーナル)を各自で読み込んで発表する機会が多くあります。そのため、「辞書を使いながらでも自力で英語論文を解読できるか」という実用的な読解力が試されます。
心理系大学院入試英語〜九州編〜
※こちらのデータは令和8年(2026年)夏季のデータになります。出願時は自身の志望校の募集要項をちゃんと 確認しましょう。
1. TOEICとTOEFLの両方が利用可能な大学院
- 九州大学大学院(人間環境学府)
「人間共生システム専攻 臨床心理学指導・研究コース」および「実践臨床心理学専攻」の双方で、TOEICとTOEFLの両方が利用可能です。 - 西南学院大学大学院(人間科学研究科)
「臨床心理学専攻」において、TOEIC・TOEFLともに対応しています。
2. TOEIC利用可能な大学院
TOEICのスコア提出に対応しているため、TOEIC L&Rに絞った対策で準備を進めやすい大学院です。
- 九州産業大学大学院(国際文化研究科):国際文化専攻 臨床心理学研究分野
※出願時にTOEICスコア利用か、筆記英語の試験での得点利用か選択可能です
令和9年度入試より外部英語入試が導入され、今後も要チェックです! - 西九州大学大学院(生活支援科学研究科):臨床心理学専攻
※TOEIC 500点以上で英語試験が免除されます。 - 志學館大学大学院(心理臨床学研究科):心理臨床学専攻
- 鹿児島大学大学院(臨床心理学研究科):臨床心理学専攻(専門職学位課程)
3. 筆記試験にて英語が課される大学院
福岡県:福岡女学院大学、福岡県立大学、福岡大学、筑紫女学園大学、九州女子大学※
長崎県:長崎純心大学
熊本県:九州ルーテル学院大学、熊本大学
鹿児島県:鹿児島純心大学
大分県:別府大学、大分大学
宮崎県:宮崎大学 2027年4月より設置予定
沖縄県:沖縄国際大学、琉球大学
※九州女子大学大学院は、英検準1級、またはTOEIC 785点以上のスコアで英語満点換算
4. 筆記試験にて英語が課されない大学院
令和9年度入試より、総合基礎科目と専門科目の試験に変更されました。
筆記試験で英語がしたくない人向け
本当に勉強がしたくない人は「社会人入試枠」「学内推薦枠」を活用してみるのも手になります。しかし、学内推薦は一定の評価基準がある場合も多く、社会人選抜も定員より狭き門になるため注意が必要です。
1. 社会人特別選抜(社会人入試枠)
社会人経験がある方向けの選抜方式です。実務経験や人物像が重視されるため、多くの大学院で英語の筆記試験が免除または軽減されます。「小論文」と「口述試験(専門面接)」のみで選考が行われるケースが多く見られます。
2. 学内推薦・協定校推薦枠
すでに大学(学部)に在学中の方、あるいは出身大学の大学院を目指す場合に使えるルートです。選考内容の傾向として、学部時代の成績(GPA)や面接、提出書類(研究計画書など)で評価されるため、英語試験を含めた筆記試験全般が免除されることが一般的です。
おわりに:自分に合ったルートで、心理の道へ!
心理系大学院を目指す中で、「英語」に苦手意識を感じて不安になる方は本当にたくさんいます。
しかし、今回紹介したように「TOEIC/TOEFLの活用」「社会人・学内推薦枠」「独自の対策法」など、英語の負担を抑えながら合格を目指すルートは一つではありません。大切なのは、あなたの現状や強みに合わせた戦略的な志望校選びと準備です。
「どの志望校が自分に合っているか分からない」「心理学の専門科目や英語の効率的な勉強法を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。あなたが心理職への第一歩を踏み出せるよう、全力でサポートします!
Meg心理師国試予備校では、公認心理師・臨床心理士をめざす方のためのマンツーマン4コースをご用意しています。心理学科のリメディアルから進級・大学院入試対策、心理実習のサポート、そして国家試験合格まで、一人ひとりの段階に合わせて指導します。受講は通学(1対1)/オンライン(双方向)からお選びいただけます。
受験勉強の仕方や研究計画書対策の進め方など、学習のお悩みは何でもご相談ください。
担当講師がマンツーマンで、あなたの現状からの最短ルートをご提案します。
西南学院大学卒業、同大学大学院修了。公認心理師。Meg心理師国試予備校講師。大学院受験・国家試験受験の経験をもとに、受験生支援を行っている。
