【心理師国試】第9回合格率60.0%の結果分析と本当に必要な受験対策|Meg心理師国試予備校

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公認心理師は「合格して終わり」ではない|第9回試験結果から見える本当に必要な受験対策

第9回公認心理師国家試験の合格発表が行われ、合格率は60.0%でした。数字だけを見ると「6割が受かる試験」に見えるかもしれませんが、裏を返せば4割は不合格になる試験でもあります。
さらに、公認心理師は合格して終わりではなく、その先にある働き方や現場で求められる力まで見据えて学ぶことが重要です。この記事では、今回の試験結果を踏まえながら、これからの受験生に必要な勉強の方向性を整理します。

項目 内容
試験名 第9回公認心理師国家試験
試験日 令和8年3月1日(日)
受験者数 2,400人
合格者数 1,441人
合格率 60.0%

ポイント

公認心理師国家試験は「6割が受かる試験」ではなく、「4割が不合格になる試験」でもあります。
だからこそ、得意分野だけで押し切るのではなく、事例問題・法規・制度・倫理・多職種連携まで含めて、横断的に整理する学習が必要です。

1.第9回公認心理師国家試験の結果が示すこと

第9回公認心理師国家試験では、受験者2,400人のうち1,441人が合格し、合格率は60.0%でした。数字だけを見れば決して極端に低い試験ではありませんが、受験した人のうち相当数が不合格になる試験であることに変わりはありません。

この数字が意味するのは、「基礎ができていれば自然に受かる試験」ではないということです。公認心理師国家試験では、心理学の基礎知識だけでなく、法律・制度、支援対象の理解、倫理、事例問題への対応、多職種連携に関する理解まで含めて問われます。知識をバラバラに暗記しているだけでは、選択肢の微妙な違いに対応しにくくなります。

特に受験後の振り返りで重要なのは、「何点足りなかったか」だけではなく、「どの領域で取りこぼしたか」を見ることです。心理職の国家試験は、単元ごとの丸暗記ではなく、複数の知識を関連づけて判断する力が問われやすいためです。

2.なぜ「資格取得後の現実」を知ることが受験対策になるのか

受験生はどうしても「まずは合格」が最優先になります。しかし、公認心理師は合格して終わりの資格ではありません。実際の現場では、心理検査や面接だけでなく、多職種との連携、制度理解、地域との接続、継続支援の視点が求められます。

つまり、試験勉強の段階から「現場では何が必要とされるのか」を意識して学ぶことが、結果的に得点にもつながります。なぜなら、国家試験そのものが、現場で必要となる判断力や支援の優先順位、役割理解を問う構造になっているからです。

逆に言えば、「用語だけ覚える」「頻出論点だけつまみ食いする」といった学習では、少し角度の変わった事例問題に対応しにくくなります。合格後の現実を知ることは、受験対策の遠回りではなく、本質的な近道です。

3.これからの受験生に必要なのは「合格戦略」と「キャリア戦略」の両方

これからの受験生に必要なのは、単なる点数の取り方だけではありません。医療、教育、福祉、産業といった公認心理師の主な活躍領域を意識しながら、それぞれに共通する基礎論点を整理していく視点が重要です。

たとえば、発達、精神疾患、家族支援、法律、倫理、地域連携、多職種連携といったテーマは、単独で覚えるよりも、支援の場面と結びつけて理解したほうが定着しやすくなります。これは本番の事例問題にも直結します。

将来どの分野で働きたいのかが明確でなくても問題はありません。ただし、「自分はどの領域に弱いのか」「どの知識が事例で使えないのか」は、受験前に明らかにしておく必要があります。これが合格戦略であり、同時にキャリア戦略の出発点でもあります。

4.既卒受験生ほど、独学の限界を意識したい

既卒受験生は、現役時より自由に勉強できるように見える一方で、学習の自己修正が難しくなることがあります。大学院の講義や演習、実習の流れから離れることで、知識が断片化しやすくなるからです。

特に公認心理師国家試験では、自分では理解しているつもりでも、実際には「選択肢を切る根拠が曖昧」「法規や制度が弱い」「事例問題で迷う」といったズレが起こりやすくなります。独学では、このズレに気づきにくいのが大きな問題です。

そのため、既卒受験生ほど、勉強量の問題だけでなく、「何をどう直すか」を客観的に見てもらう必要があります。過去問演習を増やすだけではなく、弱点領域を言語化し、知識を再構築することが合格率の安定につながります。

5.Meg心理師国試予備校が考える、公認心理師国家試験対策の本質

Meg心理師国試予備校では、公認心理師国家試験対策を「過去問を回すこと」だけで終わらせません。大切なのは、なぜその選択肢が正しいのか、なぜ他の選択肢が誤りなのかを説明できる状態にすることです。

また、受験生ごとに知識の偏りや理解の浅い領域は異なります。そのため、一人ひとりの学習状況を見ながら、基礎の整理、苦手領域の洗い出し、事例問題への対応、学習計画の調整まで個別に進めていくことが重要です。

第9回試験の結果は、公認心理師国家試験が「ただ何となく受ければ受かる試験」ではないことを改めて示しました。だからこそ、受験直前の詰め込みではなく、合格後にもつながる本質的な理解を積み上げることが必要です。

公認心理師国家試験対策を、独学だけで抱え込まないために

Meg心理師国試予備校では、受験生一人ひとりの理解度や弱点に応じて、学習の優先順位を整理しながら対策を進めています。
「何をどこから立て直すべきか分からない」「事例問題になると点が伸びない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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AUTHOR

岩崎 陽一(いわさき よういち)

株式会社アクト 代表取締役

医師・歯科医師・薬剤師国家試験予備校CES、看護師・助産師・獣医師国家試験予備校Meg、医学部専門予備校PMDを運営する株式会社アクトの代表取締役。15年以上にわたり教育サービスの経営に携わり、受験生一人ひとりの理解度に合わせた個別指導と、暗記に頼らない本質的な学習の重要性を提唱し続けている。Meg心理師国試予備校では、合格だけをゴールとせず、合格後の現場でも活きる力を見据えた指導体制の構築に取り組んでいる。